【Rise of the Ronin】クリアレビュー・評価|幕末オープンワールドの傑作!歴史と因縁が織りなす物語

レビュー
スポンサーリンク

こんにちは。ヤマザキです。

今回は、2024年3月22日にソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売されたオープンワールドアクションRPG、『Rise of the Ronin(ライズ オブ ローニン)』のクリア後の評価・感想・レビューになります。

この記事では本作の良いところや気になったところなど率直なレビューをお届けします。
気になる方は購入の参考にしてみてください。

※この記事ではできる限りネタバレはしないようにしていますが、気になる方はご注意を

この記事はこんな人におすすめ!
  • 幕末の歴史や、新選組・維新志士などの偉人が好きな方
  • 「死にゲー」ライクな、歯ごたえのある剣戟アクションを楽しみたい方
  • 広大な日本を舞台にしたオープンワールドを探索したい方
スポンサーリンク

はじめに

Rise of the Ronin(ライズ オブ ローニン)』は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより2024年3月22日に発売されたアクションRPGです。激動の幕末期を舞台にしたオープンワールド作品であり、『仁王』や『NINJA GAIDEN』を手掛けたコーエーテクモゲームスのTeam NINJAの開発による完全新作として、発売前から大きな注目を集めていました。

プレイヤーは名もなき浪人となり、坂本龍馬や吉田松陰といった歴史上の偉人たちと関わりながら、ペリー来航から鳥羽・伏見の戦いまで続く、激動の時代の物語を紡いでいくことになります。

今回、クリアまでプレイしましたが、結論から言えば、「幕末オープンワールドとしての完成度は非常に高く、遊びも豊富で洗練されている。歴史ファンなら間違いなく熱くなれるし、アクションゲームファンも必見の傑作」でした。

今回は、そんな本作の魅力や気になったところを詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

『Rise of the Ronin』の魅力

ここからは本作の魅力について、見ていきましょう。

その1:歴史の当事者になれる! 物語としての魅力

何といっても、まずはそのシナリオから注目していきましょう。

物語の始まりは1853年。ペリー来航により日本中が揺れ動く中、主人公は二人一組の「隠し刀」として育てられた相棒、「片割れ」と共に黒船への潜入任務を命じられます。しかし作戦は失敗し、主人公を逃がすためにその場に残った片割れは行方知れずに。

主人公は、生きていると信じる片割れを探すため、浪人となって横浜、江戸、そして京都へと旅立ちます。
「片割れを探す」という個人的な動機と、「倒幕・佐幕」という時代の大きなうねり。この二つの軸が交差しながら物語は展開していきます。

幕末の重大事件を追体験していく体験を

本作では、坂本龍馬や吉田松陰、桂小五郎、高杉晋作といった、教科書で見た英雄たちと交流を持ちながら、「桜田門外の変」や「池田屋事件」といった歴史的事件に参加することになります。

倒幕派と佐幕派、それぞれの信念を持つ人々の間で選択を迫られ、歴史の転換点に当事者として立ち会う感覚は、とにかく熱いです。筆者は新選組が好きなのですが、実際に近藤勇と一緒に池田屋に乗り込んだ時は鳥肌が立ちました。後述しますが、偉人たちと共闘したり、彼ら自身を操作することもできるため、その没入感は凄まじいものがあります。

偉人たちとの交流の楽しさを

また、各人物の掘り下げも非常に丁寧です。
彼らは単なる有名人ではなく、それぞれの信念を持った人間として描かれており、豊富なサブクエストを通じて、因縁を深めていき、その内面に触れることができます。

これらはフルボイスで描かれ、絆を深めることで史実とは異なる展開に分岐することもあり、プレイヤー自身の決断が物語を動かす、歴史の「if」を楽しめるのも本作ならではの魅力といえるでしょう。

「片割れ」との物語

もう一つの重要な軸が、主人公と片割れの物語です。

ゲーム開始時、二人一組として育てられていた片割れと離れ離れになってしまいますが、再会した時には互いの立場が変わっており、敵同士として対峙することもあります。

かつては分身のように育てられた二人が、異なる経験を経て違う決断をし、対立していく構造は非常にドラマチックです。随所で発生する片割れとの激闘は、本作の物語を彩る大きな魅力となっていました。

その2:「石火」が鍵を握る、緊張感と爽快感あふれる剣戟アクション

Team NINJAらしい、歯ごたえのあるアクションも健在です。

バトルの核となるのは、敵の攻撃に合わせて△ボタンで弾く「石火(せっか)」というパリィアクション。敵の攻撃を弾いて体勢を崩し、致命の一撃を叩き込む駆け引きは、緊張感と爽快感が同居しており非常に面白いです。

難易度は「仁王シリーズ」などと同様比較的高めではあるものの、低い難易度も選択可能となっており、初心者でも入りやすくなっていると感じました。

気力を削り合う、熱い駆け引き

本作のバトルでは、敵味方ともに「気力(スタミナ)」の管理が重要になります。

攻撃やガードで気力を消費し、ゼロになると大きな隙を晒してしまいます。逆に、敵の気力を削り切れば強力な「追い打ち」が可能になるため、攻撃と石火を使い分けながら、攻め時を見極めていく駆け引きの楽しさは格別でした。

豊富な武器種と「徒党」システム

武器の種類や流派も数えきれないほど用意されており、それぞれモーションが異なるため飽きさせません。操作する際にはあらかじめ流派を装備していくことで、切り替えることができます。

また、一部のミッションでは仲間と共に戦う「徒党」システムがあり、操作キャラクターをリアルタイムに切り替えることも可能です。坂本龍馬などの偉人たちを操作し、彼ら独自のモーションで戦えるのも非常に嬉しいポイントでした。

歴史上の偉人たちとの激闘

敵の種類も豊富で、歴史上の偉人たちと直接戦える体験は本作ならではです。
「これほどバリエーションがあるのか?」と驚くほど多くの人物が登場し、それぞれの流派や戦い方を見せてくれるため、最後まで新鮮な気持ちでバトルを楽しむことができました。

その3:美しく再現された幕末日本と、快適なオープンワールド探索

江戸、横浜、京都といった当時の街並みが、美しいグラフィックで再現されています。

広大なフィールドを愛馬で駆け抜けたり、滑空装置「アビキル」を使って空を飛んだりと、移動の自由度も高く、ただ探索しているだけでもワクワクさせられます。

自発的に探索したくなる仕組み

フィールドの作り込みも素晴らしく、治安が悪化しているエリアの敵を一掃して土地との「因縁」を深めたり、各地に点在するミッションや突発的なイベントを解決したりと、遊びの密度も十分です。

それらの要素がうまく配置されており、プレイヤーが自発的に探索にのめり込めるような作りになっているため、オープンワールドならではの「寄り道する楽しさ」がしっかりと追求されていました。

快適なオートラン機能

また驚いたのが、目的地を設定すると自動で移動してくれる「オートラン」機能の優秀さです。

馬に乗ったまま目的地まで自動で走ってくれるため、移動のストレスが大幅に軽減されています。広大なマップでありながら、移動の手間を感じさせない快適なプレイ環境への配慮は素晴らしいと感じました。

その4:ハクスラ要素満載! 辞め時を失う育成要素

本作には『仁王』シリーズなどと同様にハクスラ要素があり、敵を倒したりミッションをクリアしたりすることで、ランダムな性能が付与された装備品がドロップします。

より強い装備を求めて探索を続けるサイクルは中毒性が高く、豊富なスキルツリーの育成要素と相まって、やめ時を見失うほどの楽しさがありました。

特にスキルツリーは項目が充実しており、習得するたびにアクションの幅やステータスが着実に強化されていくため、キャラクターを育てる実感が強く感じられて非常に良かったです。

スポンサーリンク

気になったところ・不満点

アクションや探索は素晴らしいものの、シナリオの整合性や細かいシステム面で気になる点もありました。

その1:主人公の情緒が不安定すぎる? シナリオの違和感

本作は「倒幕派」「佐幕派」の両方の勢力と関わることができるシステムになっています。これ自体は自由度が高くて良いのですが、その結果、主人公の行動に一貫性がなくなってしまっています。

例えば、幕府側について長州藩を壊滅させ、重要人物を自刃に追い込んだ直後のミッションで、なぜか幕府と敵対して討幕派を助ける……といった展開が平然と起こります。

「昨日の敵は今日の友」と言うにはあまりにも節操がなく、「主人公の情緒はどうなっているんだ?」「どのツラ下げてここに来た?」とツッコミを入れたくなる場面が多々ありました。
すべての勢力と仲良くできるシステムの弊害ですが、もう少しルート分岐で工夫するなど、感情の整合性をとってほしかったのが正直なところです。

その2:仲間のAI挙動や、一部レベルデザインの粗さ

戦闘面や探索面での粗もいくつか見受けられました。
特に気になったのが仲間のAIです。ステルス行動をしたい場面で勝手に敵に突っ込んだり、逆についてこなかったりと、思うように連携できないことがありました。

また、ボス戦の直前に回避不能な雑魚戦が配置されている箇所があり、ボスに負けて再挑戦するたびに雑魚戦からやり直さなければならない点は、純粋にテンポが悪くストレスを感じた部分もありました。
マップに関しても、目的地までのルートが複雑で迷路のようになっている場所があり、もう少し導線が分かりやすいと良いと感じます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、『Rise of the Ronin』のクリアレビューをお届けしました。

主人公の行動原理に対する違和感や、AIの挙動といった粗は確かに存在します。
しかし、幕末という激動の時代を舞台に、歴史上の偉人たちと剣を交え、共に歩む体験は唯一無二のものです。「石火」を中心としたアクションの完成度や、ハクスラ要素を含めたやりこみ要素も充実しており、アクションRPGとして非常に高い水準でまとまっています。

幕末の重大な出来事の追体験に興味がある方、歯ごたえのあるアクションを求めている方には、自信を持っておすすめできる一作です。気になった方は、ぜひプレイしてみてください。

¥5,980 (2025/12/05 03:02時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント5倍セール!/
楽天市場
\楽天ポイント5倍セール!/
楽天市場
タイトルとURLをコピーしました