「友達の声がするのに、何かがおかしい……」
実況プレイやSNSで話題沸騰中のサバイバルホラーゲーム『MIMESIS(ミメシス)』。
このゲームの最大の特徴は、生成AI技術を用いて「プレイヤーの声を学習し、擬態してくる偽物」が登場することです。
今回は、購入を迷っている方に向けて、本作のゲーム性、遊び方の流れ、そして実際に遊んで感じた魅力を分かりやすく解説します。
1. 『MIMESIS(ミメシス)』とは
『MIMESIS(ミメシス)』は、韓国のスタジオReLU Gamesによって開発、2025年10月27日に販売された4人協力型のサバイバルホラーゲームです。(Steamで配信中)
プレイヤーは謎の怪物「ミメシス」が徘徊する危険なエリアを探索し、物資を集めることになります。一見するとよくある協力型ホラーに見えますが、本作には他にはない画期的なシステムが搭載されています。
それは、敵がこちらのボイスチャットの内容を学習し、仲間の声を真似て騙そうとしてくる点です。
「こっちにアイテムあるよ」「助けて!」といった言葉が、本当に仲間が発したものなのか、それとも怪物の罠なのか……。疑心暗鬼の中で進む、新感覚の体験を味わる作品になっています。
2.遊びの流れ
ゲームの目的はシンプル。「拠点から出発し、物資を持ち帰って換金し、移動手段であるトラム(列車)を修理し続けること」です。
基本的なゲームサイクルは以下のようになります。
① 拠点で準備を整える

ゲームは拠点からスタートします。初期資金(100ドルなど)を持っているので、まずは装備を整えましょう。
- 懐中電灯:暗いステージ探索の必需品。先が見えるようになる。
- くまバット:初期の攻撃手段。これがないと敵を殺しずらくなります。
- コンパス:出口の方角を示してくれる。良く迷う方はあると頼もしい。
準備ができたらトラム(列車)に乗り込み、レバーを引いて出発します。
② ステージ探索と物資回収

トラムが停車した「工場」などのステージに入り、探索を行うことになります。
ここでの目的は、落ちている「物資」を回収し、トラムまで持ち帰ることです。
しかし、ステージには危険がいっぱいです。
- 汚染:雨が降ると汚染度が上がり危険度が増す。
- モンスター:プレイヤーを襲う怪物たち。
- ミミック(擬態):仲間に化けた敵。
これらをくぐり抜け、生きてトラムに戻る必要があります。
また、全滅してしまうと、トラム内の物資も含めてロストしてしまうため、「欲張りすぎず、生きて帰る」判断が非常に重要です。トラム内には平気で、偽物も乗り込んでくるので、注意が必要です。
③4日目の修理・強化

3日間を生き延びた時点で、目標金額を達成できれば、拠点でトラムの修理を行います。
持ち帰った物資は換金され、トラムの「修理費」に充てられます。
この修理費にはノルマがあり、3日間の合計で目標金額を稼げないとゲームオーバーになってしまいます。
なお、余ったお金でより強力な武器(ショットガンなど)を購入できます。次のフェーズでは、さらに難易度の高くなるので、準備は万全にしていきたいところです。
3. 注目ポイント
『ミメシス』は他のゲームと一線を画す、唯一無二の作品だと思っていて、ここでは、そんな本作の注目ポイントを紹介します。
AIによる恐怖の「声真似」擬態

本作最大の特徴であり、最もプレイヤーを震え上がらせる要素です。
敵(ミミック)は、それまでのプレイヤーたちのボイスチャットを聞き取り、学習します。
そして、「○○さーん」「ここに敵がいます」といった音声を、本人の声色で喋ってくるのです。
さらに恐ろしいのが、「場面を選んで喋ってくる」という点です。
ただランダムに再生するわけではありません。乱戦状態では「助けて!」と叫んだり、探索中には「ここに物資落ちてます」と誘導したりと、過去にプレイヤーが喋った言葉の中から、その状況に合ったボイスを選定して騙そうとしてきます。

見た目的にはプレイヤーと変わらないため、声で判断しようとするとパッと見で騙されてしまうことも多く、非常に厄介です。よく聞けば会話が成立していなかったり違和感があったりしますが、パニック状態や暗闇の中では本物と見分けがつかず、格別な緊張感を生み出していました。
たまに偶然会話が成立してしまうこともあったり、近づくと強烈な攻撃もしてくるので、本物かの見極めが非常に大切です。
死んだ後も楽しい「観戦モード」

ホラーゲームで先に死んでしまうと暇になりがちですが、本作は違います。
死んだプレイヤーは「控室」のような場所に行き、生存している仲間の様子をモニターで監視できます。
ここでは死者同士でボイスチャットが可能。「お前死んでたのかよ!」「あれ、今お前の声で喋ってる奴いたぞ!?」といった会話で盛り上がれます。
モニターを見ていると、生存者が自分と同じ落とし穴に引っかかって死ぬ瞬間が見えたりして、それもまた面白いポイント。必死な仲間を安全圏から見守るのも、このゲームの醍醐味の一つです。
仲間との「わちゃわちゃ」ハプニング
本作には落とし穴、謎の手、重量制限トラップなど、プレイヤーを苦しめるギミックがたくさん用意されています。
- 同じ落とし穴に次々と落ちていく
- 天井から伸びる「謎の手」に吸い込まれて散り散りになる
- 重量制限で走れずに全員モンスターに追いつかれる
といった、予期せぬハプニングが頻発します。
たとえ攻略に失敗しても「今の死に方面白すぎでしょ」と笑い合える、パーティゲームとしての楽しさも兼ね備えています。
4. 価格やその他の解説
価格とコスパ

価格は1,200円と、非常に手を出しやすい設定になっています。この価格で、斬新なAI体験とマルチプレイの楽しさが味わえるのは非常にコスパが良いと言えます。
ソロでも遊べる?

一応ソロプレイも可能ですが、基本的には3〜4人でのプレイを強く推奨します。
理由は2つあります。
- AIギミックの楽しさ:「誰が本物かわからない」という疑心暗鬼を楽しむゲームなので、仲間がいないと魅力が半減します。
- 難易度:ゲームバランスが4人前提で作られているため、人数が少ないとかなり厳しい戦いになります。
また、現時点では、知らない人と自動でマッチングする機能(野良マッチ)はありません。
そのため、一緒に遊ぶ友達を探してから購入することをおすすめします。
余談:推奨される遊び方
効率よくクリアするなら「集団行動」が正解ですが、このゲームを最大限楽しむなら「全員バラバラに動く」のがおすすめです。
孤独な探索の中で誰かと出会った時、「これは本物の味方か? それとも……」という緊張と駆け引きは、本作でしか味わえない体験です。
5. まとめ

『MIMESIS(ミメシス)』は、サバイバルホラーとしての怖さと、仲間とワイワイ遊ぶパーティゲームの楽しさを高いレベルで両立させた作品です。
「AIによる音声擬態」というシステムは、ボイスチャットが当たり前になった現代だからこそ生まれた、非常に革新的なアイデアだと感じます。時代を感じさせる最新技術を体験できるだけでなく、友達との絆を楽しめる一本となっています。
価格もお手頃ですので、気になっている方はぜひ友人を誘って、擬態の恐怖を体験してみてください。
- 友達と協力して遊ぶゲームが好き
- 新しい技術や斬新なゲームシステムに触れてみたい
- ホラーは好きだが、みんなで笑いながらプレイしたい



