『Living on Plain Pasta(リビング・オン・プレーン・パスタ)』はどんなゲーム?酒カス先輩と過ごす約1時間の短編ADVを紹介!

酒カスの先輩の家に通い、変な料理を作って、真夜中の街へ遊びに出かける。『Living on Plain Pasta』は、そんな先輩と8日間の夏を過ごす短編アドベンチャーです。

あらすじを見たときは、その設定の面白さに惹かれたのですが…。実際に最後まで遊んでみると、妙な料理や先輩との会話に笑いながらも、過ごした時間が思いのほか心に残る作品でした。

この記事では、どんなゲームなのか、遊んで好きになったところを紹介します。途中で気になった操作面や、生成AIを活用した制作について感じたことにも触れていきます。

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どんなゲーム?|料理を作り、先輩と夜の街へ

『Living on Plain Pasta』は、2026年9月10日にSteamで配信された短編の会話アドベンチャーです。酒カスの先輩の家に通い、変な料理を作ったり、真夜中に遊びに出かけたりしながら、「最悪で最高の夏」を過ごします。価格はなんと200円。1時間程度でクリアできる作品になっています。

基本は先輩との会話を読み進める形ですが、ただ話を聞くだけではありません。選択肢を選んだり、時には部屋に残っている食材から2つを選んで料理を作る場面があり、その組み合わせによって先輩の反応も変わります。途中には突然リズムゲームのようなミニゲームも挟まって、短い作品ながら次に何が起こるか分からない楽しさがありました。

BGMも、この作品の空気にぴったりでした。ラジオを流しながら、酒を飲む先輩と取りとめのない話をする。そんな時間に重なる音楽が心地よくて、少ししんみりした気分にもなります。変な料理を作って笑ったり、何でもない話をしたりする夜に、ずっと浸っていたくなるようなチルさがありました。

印象に残ったところ|先輩と過ごすうちに見えてくる夢と葛藤

本作では、先輩の家で料理を作ったり、夜更けまで話したりしながら、のんびりと8日間を過ごします。最初は先輩との気ままなやり取りを楽しんでいましたが、会話を重ねるうちに、彼女が抱えている夢や迷いも少しずつ見えてきました。

先輩の悩みを聞き、一緒に時間を過ごす。ただ、その先にある選択は、先輩自身のものです。どうするべきかをこちらが決めるのではなく、彼女がどんな答えを出すのか見届ける。 この距離感が、個人的にはとても好きでした。

本作は選択によってエンディングが変わります。筆者が見た結末だと、先輩が少し前を向いていく姿が描かれていて、短い物語ながら、彼女と過ごした夏が印象に残りました。

遊ぶ前に知っておきたいこと|コンフィグは開始直後に設定しよう

プレイ中にコンフィグ画面を開いたところ、筆者の環境では操作を受け付けなくなることがありました。公式もこの現象を案内しており、コンフィグの設定はゲーム開始直後に済ませることを推奨しています。

また、Day 2の買い物シーンでは、アイテムを素早く連続してカゴに入れると動作が不安定になる場合があるそうです。こちらは筆者が遭遇した不具合ではありませんが、セリフを読み終えてから次のアイテムを入れるよう案内されています。遊ぶ前に、この2点だけ知っておくと安心です。

※2026年9月23日時点の情報です。

生成AIを使った本作を遊んで、ゲーム制作について考えたこと

『Living on Plain Pasta』を語るうえで、生成AIの活用にも触れておきたいと思います。Steamストアでは、グラフィック、音楽、シナリオ制作の一部工程に生成AIを使用し、生成された内容を開発者が編集・修正・再構成したと説明されています。ゲームの最後に表示されるクレジットにも、画像や音楽の制作に使われたツールの名前がありました。

筆者自身、ゲーム制作における生成AIをどう捉えるか、まだ考えがまとまっていません。本作の絵にも、言われてみればAIを使っているのかもしれないと感じるところはありました。ただ、遊んでいる間、それが不快感につながることはありませんでした。先輩との会話や、ラジオを聴きながら過ごす夜の心地よさが、ひとつの体験として残っています。生成AIを使ったゲームだからという理由だけで、敬遠する必要はない。 本作を遊んで、少なくとも筆者はそう感じました。

同時に、個人制作で生成AIを活用することの可能性も感じています。本作を楽しめたという実感を大切にしながらも、生成AIとゲーム制作の関係については、これからも他作品に触れながら考えていきたいです。

まとめ|先輩と過ごす、最悪で最高の8日間

『Living on Plain Pasta』は、変な料理を作り、酒カスの先輩と夜を過ごす短編アドベンチャーです。気ままな会話の中から先輩の夢や葛藤が見えてきて、最後にはその選択を見届けたくなりました。

約1時間で遊べる作品です。設定に少しでも惹かれたなら、ぜひ先輩と過ごす8日間に触れてみてください。

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