『VIRTUAL ENCORE』はどんなゲーム?体験版をプレイして見えた魅力と物語の引きを徹底紹介【発売日・クリア時間】

VTuberとマネージャーが、初めてのソロライブを目指すビジュアルノベル『VIRTUAL ENCORE』。今回はSteamの体験版を最後までプレイしたので、キャラクターや物語の魅力を紹介します。

結論から言えば、「ライブに向けた日常と掛け合いを楽しんでいたら、終盤の急展開で一気に続きが気になった作品」でした。ほのぼのした物語だと思っていたところからの「え、ここからどうなるの?」という引きが強烈です。

VTuberに詳しくない筆者も、ヒロインの表と裏のギャップや、マネージャーとのやり取りに引き込まれました。1時間弱ながら、製品版への期待が高まる体験版でした。

まずは、気になっている方に向けて要点からお伝えします。

3秒でわかる:体験版から見えた本作の特徴と魅力

✓ どんなゲーム?: VTuberとマネージャーが初ソロライブを目指すビジュアルノベル。体験版のプレイ時間は約45分〜1時間弱。
✓ ここが魅力: ライブにかけるそれぞれの思い、活動中と素の顔のギャップ、キャラクター同士の楽しい掛け合い。
✓ 注目ポイント: 終盤には日常の空気を一変させるサスペンス展開が待っており、事件の真相と物語の続きが強く気になる。

※本記事では、公開可能と案内されている体験版の範囲内で、終盤の展開にも触れています。事前情報なしで楽しみたい方は、先に体験版をプレイすることをおすすめします。

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目次

はじめに

『VIRTUAL ENCORE』は、エンターグラムより2027年1月28日にNintendo Switch/Steam向けに発売予定のビジュアルノベルです。VTuberの初ソロライブに向けて、タレントとマネージャーが歩む6日間を描きます。

主人公は、VTuber事務所でマネージャーとして働く「楠木若葉」。担当するVTuber「月宮エリカ」と、その演者である「如月美玲」を支えながら、初めてのソロライブに向けて準備を進めていきます。

今回はSteamの体験版を最後までプレイしました。筆者のプレイ時間は約45分〜1時間弱で、キャラクター同士の日常的なやり取りから、物語が大きく動き出すところまでを楽しめる内容です。

筆者はVTuberにほとんど詳しくないのですが、そんな自分でも、登場人物の掛け合いやライブを目指す物語に自然と入り込めました。そして何より、終盤の展開が非常に気になる……! ほのぼのした雰囲気を楽しんでいたら、想像していなかった方向へ物語が動き出します。

ここからは、実際に遊んで感じた魅力を紹介していきます。なお、以降は体験版の終盤までの展開に触れているため、事前情報なしで楽しみたい方はご注意ください。

『VIRTUAL ENCORE』の魅力

その1:初ソロライブまでの6日間。演者とマネージャー、それぞれの思いが重なる物語

物語の中心となるのは、VTuber・月宮エリカの初ソロライブです。演者である如月美玲と、担当マネージャーの楠木若葉は、本番の成功を目指して準備を進めていきます。

美玲はVTuberとしての悩みや葛藤を抱えながらも、目標に向かって懸命に取り組んでいます。ただ、少し頑張りすぎてしまうところもあり、応援したくなる一方で、「そこまで無理をして大丈夫なのか」と心配になる場面も描かれていました。

そんな彼女を近くで見ている若葉も、マネージャーとして何をすべきか、どう支えるべきかを考えていきます。ライブを成功させたい美玲の思いと、頑張る彼女を支えたい若葉の思い。その両方に触れながら、本番までの日々を追っていくことになります。

さらに、VTuber「日向きらら」として活動する白瀬煌と、そのマネージャー・小柳ほのかも加わり、物語は主に4人のやり取りを通して進んでいきます。それぞれの立場や思いが交わりながら、みんなでライブへ向かっていく流れが描かれます。

この序盤で魅力に感じたのは、目標に向かって頑張る彼女たちの日常を、ドラマを見るような感覚で楽しめることです。何気ないやり取りにはほのぼのしつつ、その中で美玲の葛藤や若葉の支える側としての思いが見えてくる。穏やかな日々にも人間ドラマがあり、「この二人はどんなふうにライブ本番を迎えるんだろう」と、自然と続きを見たくなる面白さがありました。

その2:配信中と素の顔のギャップが魅力。掛け合いが楽しいキャラクターたち

月宮エリカと如月美玲、二つの顔を知る面白さ

キャラクターの中で特に印象に残ったのが、月宮エリカとして活動する美玲です。配信中は明るくかわいらしい姿を見せる一方、普段はクールで少し不愛想。その雰囲気の違いが、まず面白いと感じました。

ただ、不愛想といっても、相手を冷たく突き放すような印象ではありません。どちらかというと、人見知りで、自分の気持ちを素直に表すのが苦手なタイプに感じられます。少しツンデレっぽい雰囲気もあり、若葉との日常の中でふと本心が見えるところが、とても魅力的でした。

配信では明るく振る舞う彼女の、普段の不器用さや素直になれない一面まで知れることが、このギャップの面白さだと思います。月宮エリカとしての姿を楽しみながら、その裏にいる美玲自身も好きになれるキャラクターでした。

なんだかんだ仲がいい、美玲と若葉の掛け合い

そんな美玲と若葉の掛け合いも、見ていて楽しかったです。美玲の少しそっけない受け答えも、二人の会話の中ではどこか微笑ましく、気を張りすぎずに接することのできる関係が感じられました。

特に好きだったのは、やり取りの端々から「なんだかんだ、この二人は仲がいいんだな」と思えるところ。美玲が気持ちを分かりやすく言葉にしなくても、若葉との会話を通して、その本音や親しさが少しずつ伝わってきます。

物語が大きく動いていない場面でも、この二人の会話なら読んでいたい。 美玲の不器用さも含めて楽しめる掛け合いが、日常パートの魅力になっていました。

裏表のないきららと、コラボ配信の楽しさ

もう一人のVTuber・日向きららとして活動する白瀬煌も、印象に残るキャラクターでした。関西弁で話す、芯の強い人物で、配信中と普段であまり変わらない性格が魅力です。オンとオフのギャップが大きい美玲とは対照的で、二人が並ぶことで、それぞれの個性がより際立っていました。

きららとエリカのコラボ配信も面白く、性格の違う二人の掛け合いを楽しめます。筆者はVTuberには詳しくないのですが、それでも「こういうやり取りを楽しみに配信を見るんだろうな」と思える、配信らしい空気が感じられました。

そこに、きららのマネージャーであり、若葉の同僚でもある小柳ほのかが加わることで、4人での会話もにぎやかになります。配信中のタレント同士のやり取りと、マネージャーも交えた普段の会話。その両方を楽しめることが、本作のキャラクターをより身近に感じさせてくれました。

その3:ライブ当日に物語が一変。続きが気になるサスペンス展開

※ここからは、体験版終盤の具体的な展開に触れています。初見の驚きを楽しみたい方は、この項目を読み飛ばすか、体験版をプレイしてからお読みください。

待ち望んだライブ当日に届く、思いもよらない知らせ

ここまで紹介したように、体験版ではライブに向けて頑張る美玲たちの日常が描かれます。掛け合いを楽しみながら、「いよいよ本番か」と思っていたところで、物語の空気が一変しました。

ライブ当日の朝に知らされるのは、美玲が殺害されて見つかったというニュース。つい先ほどまで準備を進めていた彼女に何が起きたのか。ほのぼのとした日常を楽しんでいた分、この突然の展開には「え、そういう話になるの!?」と驚かされました。

ライブを目指す物語として楽しんでいたところに、突如として事件の謎が加わる。この切り替わりによって、一気にサスペンスとしての先が気になり始めます。

気が付くと一週間前へ。「ここで終わるのか!」という強烈な引き

さらに、驚きはそれだけでは終わりません。美玲の死を知った後、気が付くと場面は一週間前に戻っていました。

本当に時間が巻き戻ったのか。美玲はなぜ殺されたのか。そして、もう一度ライブまでの日々を過ごせるのなら、あの結末を変えられるのか。そんな疑問が次々と浮かんだところで、体験版は終了します。

「ここからが気になるのに、ここで終わるのか……!」というのが、遊び終えたときの率直な感想でした。 タイムリープのようにも見えますが、何が起きているのかはまだ分からず、その仕組みも含めて続きを確かめたくなります。

先に美玲たちの日常を楽しみ、キャラクターを好きになっていたからこそ、この急展開も強く印象に残りました。事件の真相を知りたいのはもちろん、もう一度始まる日々がどう変わっていくのかも気になる。短い体験版ながら、製品版への期待が一気に高まる締め方でした。

購入前のよくある疑問(Q&A)

Q. 体験版のクリア時間・ボリュームはどれくらい?

A. 筆者は1時間弱でクリアしました。

キャラクターや関係性を知る日常パートから、物語が大きく動き出すところまで楽しめます。体験版だけで物語は完結しませんが、会話の雰囲気やシナリオが自分に合うかを確かめられる内容でした。

Q. 対応ハードは? SwitchやPS5でも遊べる?

A. 製品版はNintendo SwitchとPC(Steam/Windows)向けに発売予定です。

2026年9月時点で、公式サイトに掲載されている対応機種はこの2つです。PS5版の案内はありません。今回筆者がプレイした体験版は、Steamで配信されています。公式サイト

Q. 製品版の発売日と価格は?

A. 2027年1月28日発売予定で、ダウンロード版は3,960円です。

公式サイトでは、Switch・Steamのダウンロード版が3,960円、Switchの通常パッケージ版が4,400円、限定版が9,900円と案内されています。公式製品情報

Q. VTuberに詳しくなくても楽しめる?

A. VTuberにほとんど詳しくない筆者でも楽しめました。

体験版では、初ソロライブを目指す美玲と、それを支えるマネージャー・若葉たちの物語が描かれます。目標に向かって頑張る姿や、人付き合いの不器用さ、仲のいい二人の掛け合いなど、専門的な知識がなくても楽しめる魅力がありました。

VTuberという題材に詳しいかどうかよりも、キャラクター同士の関係性や、先が気になる物語が好きかどうかで選んでよいと思います。

Q. コントローラーで操作できる?

A. 筆者の環境では、Steam体験版をコントローラーで操作できました。

最初は使えないのかと思いましたが、実際には使用できています。また、コンフィグの項目も充実している印象でした。ただし動作については、少し気になる点もある印象で、プレイ前に設定などを確認し、自分の読みやすい環境に調整してみるとよさそうです。

Q. 日本語ボイスはある?

A. 体験版では、日本語ボイス付きの会話を楽しめます。

キャラクター同士の掛け合いが魅力の作品なので、声の演技と合わせて会話を楽しめるのも良かったところです。美玲の配信中と普段の雰囲気の違いや、きららの関西弁も、キャラクターの個性につながっていました。

Q. どんな人におすすめ?

A. キャラクターの日常と、先が気になるサスペンスの両方を楽しみたい方におすすめです。

特に、以下のような方には体験版を試してみてほしいと思います。

  • キャラクターの表と裏のギャップや、不器用な一面に惹かれる方
  • タレントとマネージャーが同じ目標を目指す人間ドラマが好きな方
  • 穏やかな日常から、物語が大きく動き出す展開が好きな方

筆者自身、最初は掛け合いを楽しんでいましたが、最後には物語の続きが気になって仕方がなくなりました。1時間弱でその雰囲気を味わえるので、気になる方はぜひ触れてみてください。

まとめ:日常を楽しんだ先の急展開に、製品版への期待が高まる体験版

以上、『VIRTUAL ENCORE』体験版のレビューでした。最後に、今回感じた魅力をまとめます。

  • 初ソロライブを目指す演者とマネージャー、それぞれの思いが重なる物語
  • 配信中と素の顔にギャップがある美玲をはじめ、掛け合いが楽しいキャラクターたち
  • 穏やかな日常から一転、事件の真相と続きが気になるサスペンス展開

最初は、ライブに向けて頑張る美玲たちの日常を、ほのぼのとしたドラマを見る感覚で楽しんでいました。美玲と若葉のなんだかんだ仲のいいやり取りや、きららたちも交えた会話が面白く、この時点でも十分に続きを読みたくなる作品です。

そこから終盤の急展開で、一気に物語の先が気になるように。「この人たちの日常をもっと見たい」と思っていたところで、「この先どうなってしまうんだ?」へと気持ちが変わる、引きの強い体験版でした。

VTuberにほとんど詳しくない筆者でも、しっかり楽しめた1時間弱。キャラクター同士の関係性や、先の読めない物語が好きな方は、ぜひ体験版に触れてみてください。筆者も、美玲たちの行く末を製品版で見届けたいと思います。

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