【つみみじかん】どんなゲーム?評価や発売日・先行プレイの感想を徹底解説!【狂オシイホド愛シテル】

2026年10月22日にSteamにて発売が予定されている新作サイコホラーアドベンチャー『つみみじかん ~狂オシイホド愛シテル~』。
公式MVが100万回再生を突破するなど、SNSやインディーゲームファンの間で早くも大きな注目を集めています。

今回は、配信されたばかりの体験版(プレイ時間:約1時間・7日目までプレイ可能)を早速クリアまでプレイしたため、ゲーム性の手触りや独自のシステム、気になるポイントを徹底解説します。

結論から言えば、「画面越しに配信を見守るリスナーとして、スパチャで物語に介入していくというゲームデザインが抜群に秀逸で、製品版への期待が非常に高まる一作」でした。

まずは、気になっている方に向けて要点からお伝えします。

3秒でわかる:体験版から見えた本作の特徴と魅力

✓ゲーム性:昼にバイトと情報収集、夜にスパチャやコメントで配信者を誘導する配信介入型サイコホラーADV(体験版クリアまで約1時間)
✓ここが魅力:プレイヤー自身が「リスナー」になる斬新な体験と、画面越しだからこそ引き込まれる絶妙な距離感
✓気になった点:既読スキップ機能の不在と、セーブ仕様によるやり直しリスクなどUI面の粗さ

目次

はじめに

『つみみじかん ~狂オシイホド愛シテル~』は、エンターテインメントスタジオ「灯白社」が自社開発・自社販売を手掛け、2026年10月22日にSteamで配信が予定されているポイント&クリック型のサイコホラーアドベンチャーです。

物語の始まりは、とあるアイドルユニットの片割れである少女「真白(ましろ)」の突然の失踪。
残されたもう一人のメンバー「つみみ」は、姿を消した相方の手がかりを求めて、危険な事故物件やいわくつきの廃村を探索するライブ配信を始めます。

本作最大の個性は、プレイヤーが操作する主人公がつみみ本人ではなく、「画面越しにその配信を見ているリスナー(視聴者)」である点です。
プレイヤーは昼間にアルバイトをして投げ銭用の資金を稼いだり、ネットでオカルト情報を収集したりしながら、夜の配信でコメントやスパチャを送ることで、つみみの運命を裏からコントロールしていくことになります。

今回の体験版はゲーム内の7日目まで(約1時間程度)をサクッと遊べるボリュームとなっており、本作ならではの独自のゲームサイクルと、不気味なサスペンスの導入をしっかり味わうことができました。

ここからは、実際にプレイして見えてきた本作の具体的な魅力について詳しく見ていきましょう。

『つみみじかん ~狂オシイホド愛シテル~』の魅力

ここからは、実際に体験版をプレイして感じた『つみみじかん』の魅力についてお話ししていきます。

その1:配信にスパチャで介入する、唯一無二のゲームデザイン

本作の魅力として何よりもまず触れておきたいのが、「配信にスパチャで介入する」というこの唯一無二のゲームデザインです。やっていること自体は選択肢型のアドベンチャーゲームなのですが、その見せ方とシステムが非常に斬新でした。まずは、基本的なゲームサイクルからご紹介します。

昼はリソース管理、夜は生配信へ介入する独自のゲームサイクル

本作は1日単位で時間が進行し、「昼の準備」と「夜の配信視聴」を繰り返しながら物語の真相に迫っていくことになります。

  • 朝〜夕方:「アルバイト」でお金を稼ぐか、「ネット」で事件の情報を集める
  • 夜:廃村を探索するつみみの生配信を視聴し、スパチャやプレゼントで介入する
  • 深夜〜翌朝:プレイヤーの指示に応じた結果の反映・ストーリーの分岐

この昼の行動(リソース管理)が非常によくできています。お金がないと夜の配信でスパチャが投げられず、ネットなどで情報を持っていなければ有効な選択肢そのものが出現しません。 夜の配信でつみみを正しく導くために、昼のうちに何を用意しておくべきかという事前の段取りが問われるゲーム性になっています。

リスナーとして配信者を指示・誘導するインタラクティブ性

そして夜になると、いよいよ廃村を探索するつみみの生配信が始まります。

本作の最大の特徴は、「主人公がつみみではなく、画面越しに配信を見ているプレイヤー自身(リスナー)」である点です。

プレイヤーは配信を見守りつつ、昼に集めた情報をもとにスパチャを投げて、「そっちの部屋を調べて」「危ないから引き返して」と、つみみに行動の指示を出していきます。

やっていること自体は「選択肢を選んで物語を進めるアドベンチャー」なのですが、「リスナーとして金を払い、画面越しの配信者を誘導する」という建付けになっていることで、プレイヤーの介入性と没入感が劇的に跳ね上がっています。

空気を読まないと「即ゲームオーバー」になるシビアな緊張感

ただし、好き勝手にスパチャを送ればいいわけではありません。
配信の空気を読まない変なスパチャを送ったり、配信者の地雷を踏むような指示を出してしまうと、その場で即ブロックされてゲームオーバーになってしまうことがありました。

また、スパチャだけでなく「プレゼント」を贈ることでつみみの好感度やセリフが変化する要素もあり、自分がどんな指示や投げ銭を送ったかによって、彼女の運命と物語の結末がリアルタイムに分岐していきます。

「金を払って配信者の行動をコントロールする」というリアルな配信文化の空気感と、一歩間違えれば即ブロックされる緊張感が絶妙にマッチした、非常に面白いゲームデザインだと感じました。

「スパチャ」と「プレゼント」が運命を決める!リソース管理と結末のマルチ分岐

そして本作のコアループにおいて最も重要なのが、「スパチャ(指示)」と「プレゼント」の2つが物語の結末を大きく左右するという点です。

  • スパチャ(指示):廃村での行動をリアルタイムに誘導し、目先の行動をコントロールする
  • プレゼント:配信中のセリフやリアクションを変化させる

どんなスパチャを投げ、どんなプレゼントを贈ったかによって、道中の過程が変わり、つみみの運命と結末がリアルタイムに分岐していく建付けになっています(体験版の時点では結末までは分かりませんが、介入によって展開が変わっていく手触りは十分に感じられます)。

だからこそ、「昼の行動でどれだけお金を稼ぎ、どれだけ情報を集められたか」というリソース管理が極めて重要になってきます。限られたお金と情報をどうやりくりして夜の配信に備えるか、この準備と介入のサイクルが本作ならではの大きな魅力だと感じました。


その2:画面越しだからこそ楽しめるホラー展開の魅力

ゲーム内容としては本格ホラーだが「配信を見る」というワンクッションがある

本作のもう一つの大きな魅力が、このゲームデザインによって生み出される独特なホラー体験です。

つみみが潜入する舞台は、不気味な廃村やいわくつきの事故物件。夜の闇に沈む荒れ果てた廃屋のビジュアルや、いつ怪異が飛び出してきてもおかしくない空気感は、純粋な和風ホラーとしてかなり本格的で、普通にプレイすればかなりの恐怖を感じるシチュエーションです。

しかし面白いのが、プレイヤーは直接その場を探索するのではなく、「つみみの配信カメラの映像を画面越しに見ている」というワンクッションが挟まっている点です。

まるで「ホラーゲームの実況配信」を見ているような絶妙な没入感

この「第三者視点」のおかげで、恐怖の鋭利さが適度にマイルドになり、「ホラー実況者の生配信をリアルタイムで追っている時のような、独特の安心感とワクワク感」が生まれています。

  • 一人称視点のホラーゲームだと怖すぎて自分ではプレイできない
  • でも、誰かが遊んでいるホラー実況を見るのは大好き

というゲーマーはかなり多いと思いますが、本作はまさにその層にドンピシャで刺さるバランス感覚になっています。

「画面越しだからこそ怖すぎず、でもスパチャで指示を出さなければいけないから傍観者にもなれない」という、怖さと没入感が奇跡的なバランスで両立されたホラー演出だと感じました。普段あまりホラーゲームに手を出さない方でも、本作ならしっかり楽しめるはずです。

その3:失踪した相方と廃村の因習…先が気になるサスペンスストーリー

アイドル失踪の真相を追う、不穏で切実な人間ドラマ

本作の体験版をプレイして最も強く惹きつけられたのが、先が気になって仕方なくなるプロットの求心力です。

つみみがなぜ、これほど危険な事故物件や廃村の配信に手を染めるのか。その動機は、かつて二人組のアイドルユニットとして共に活動していた相方「真白」の失踪にあります。突然いなくなってしまった相方の目を引き、手がかりを掴むために、残されたつみみは配信者として危険な領域へと足を踏み入れていきます。

つみみ自身のキャラクターが魅力的なのはもちろんのこと、「彼女をなんとか無事に生還させたい」「真白の行方を知りたい」というプレイヤー側の動機が、配信を見守るリスナーという立ち位置と完全に同期します。

単なる心霊ホラーに留まらない「人の悪意」と重層的なミステリー

また、本作のシナリオは単なる「幽霊が出てきて怖い」だけの心霊ホラーに留まりません。

  • かつてその廃村で何が起きたのかという「土地の因習・や歴史の謎」
  • なぜ真白は姿を消さなければならなかったのかという「失踪の真相」
  • そして、配信を通してつみみに明確な悪意を向けてくる「不気味な男の存在」

オカルト的な恐怖だけでなく、サスペンスや人間ドラマとしての毒が随所に散りばめられており、謎が謎を呼ぶ構造になっています。

体験版は7日目までプレイすることができますが、「ここで終わるのか…!」という絶妙な引きで幕を閉じます。配信者とリスナーという現代的な関係性を描きながら、根底にあるのは王道の骨太なミステリーアドベンチャー。ストーリー重視のゲームが好きな方であれば、間違いなく続きが気になる仕上がりだと感じました。

気になった点・注意点

その1:周回前提のゲーム性だからこそ惜しい「スキップ機能」とアクセシビリティ

全体として斬新なアイデアと魅力が詰まった作品ですが、体験版をプレイしていて唯一強く気になったのが「既読スキップ機能」がない点です。

本作はスパチャの選択やプレゼントの有無によって展開が分岐し、場合によっては選択ミスによる「即ブロック(ゲームオーバー)」も発生するため、何度もやり直して試行錯誤するリプレイ性の高いゲームデザインになっています。しかし、現時点の体験版ではメッセージの高速送りや既読スキップが搭載されていないため、やり直すたびに同じシーンを等倍で読み直さなければならないテンポの重さがありました。

他にも選択肢展開中は、バックログを見返す機能が使えなくなったり、一部操作周りの導線など、全体的にアクセシビリティ面でやや不便さを感じる場面も見受けられました。製品版に向けて既読スキップなど、遊びやすさのブラッシュアップが行われることを大いに期待したいところです。


購入前のよくある疑問(Q&A)

Q. 体験版のクリア時間・ボリュームはどれくらい?

A. 約1時間程度でクリア可能です。
体験版ではゲーム内時間の「7日目」までをプレイすることができます。システムやゲームサイクルの基本を把握し、物語の不穏な引きを味わうのにちょうどいいボリューム感になっています。

Q. 対応ハード(プラットフォーム)は?SwitchやPS5版は出る?

A. 現時点では「PC(Steam)」のみの発売となっています。
2026年10月22日(木)の発売時点ではPC(Steam)専売となっており、Nintendo SwitchやPS5、スマートフォン版のリリースは発表されていません。

インディーアドベンチャーゲームという性質上、Steam版で大きなヒットや話題を集めれば、今後Switchなどへの家庭用ゲーム機移植が行われる可能性は十分に考えられます。ただ、発売日初日から遊びたい方は、まずSteam(PC)版をチェックしておくのが確実です。


Q. ゲームの価格や製品版のボリュームは?

A. 価格は1,980円(税込)で、全14日間のストーリーが楽しめます。
体験版は「7日目」まででしたが、製品版は約2週間(全14日間)のサイクルで物語の完結まで描かれます。マルチエンディングを採用しているため、周回プレイも含めて手頃な価格でじっくり遊べるボリューム感になっています。

Q. ホラーゲームとしてどれくらい怖い?グロやビックリ要素はある?

A. 廃村探索の不気味さはありますが、「画面越しの配信」という演出のおかげで怖さはかなり抑えられています。
一人称視点で自分が探索するタイプのホラーとは違い、「実況者の心霊配信を見守っている」という第三者視点のワンクッションがあるため、ガチガチのホラーが苦手な方でも楽しみやすいバランスです。

Q. 体験版を遊ぶ上で、気をつけるべき注意点はある?

A. 「夜の配信を見る直前」に、必ず別スロットへ手動セーブを残しておくことをおすすめします。
配信中のスパチャ次第では、翌朝ゲームオーバー直行となる場合があります。オートセーブだけで進めていると詰んで最初からやり直しになるリスクがあるため、配信前の手動セーブは必須です。

Q. 『つみみじかん』はどんな人におすすめ?

A. 以下のような方に特におすすめです!

  • YouTubeなどの生配信文化や、配信者×リスナーの距離感・リアルな空気が好きな人
  • ホラー実況動画を見るのは好きだけど、自分でガチホラーを遊ぶのは怖い人
  • 選択肢によって運命が狂っていくサスペンス・ミステリーアドベンチャーが好きな人

まとめ:斬新なゲームデザインだからこそ、製品版のブラッシュアップに期待!

以上、『つみみじかん ~狂オシイホド愛シテル~』体験版のプレイレビューと注意点の解説でした。

最後に、本作のポイントを改めてまとめます。

  • プレイヤー自身が「配信のリスナー」になる介入型のゲームデザインが抜群に斬新
  • 昼のバイト&情報収集(リソース管理)と、夜の配信介入(スパチャ・プレゼント)が直結したコアループ
  • 画面越しだからこそ、ホラーが苦手でも実況を見る感覚で楽しめる絶妙な距離感
  • アイドル失踪の真相、不気味な廃村、悪意ある男など、先が気になるミステリー展開
  • 課題は「既読スキップ」「セーブの仕様」などアクセシビリティ面(製品版での改善に期待!)

やっていることのベースは選択肢型のアドベンチャーでありながら、「生配信の視聴者としてコメントやメガチャ(スパチャ)で介入する」という枠組みによって、今までにない没入感と緊張感を生み出している意欲作です。

体験版の時点では、既読スキップがない点やオートセーブの仕様によるやり直しのストレスなど、UI・システム面で粗削りな部分も見受けられました。しかし、「作品の根底にあるアイデアとストーリーの求心力」は間違いなく本物です。

製品版の発売日は2026年10月22日(Steam)予定となっています。
インディーホラーADVとして大きな話題を呼ぶ名作になりそうな予感がします。

配信文化が好きな方や、ストーリー重視のサイコサスペンスが気になっている方は、ぜひ一度Steamで体験版に触れてみてください!

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