【SlashZero】どんなゲーム?難易度やクリア時間・体験版をプレイした感想を本音レビュー!【スラッシュゼロ】

2026年9月の「State of Play」で発表され、同日より期間限定の体験版が配信開始となった注目の新作アクション『SlashZero(スラッシュゼロ)』。
美麗なアニメ調ビジュアルと、スピード感あふれるサイバーパンクな世界観がSNSやゲームファンの間で大きな話題を呼んでいます。

今回は、配信されたばかりの体験版(steam版)を実際にクリアまでプレイしたため、ゲーム性の手触りや難易度、気になるポイントを徹底レビューします。

結論から言えば、「見た目のスタイリッシュさに騙されると痛い目を見る、超硬派で骨太な死にゲーアクションローグライト」でした。

まずは、気になっている方に向けて要点からお伝えします。

3秒でわかる:体験版から見えた本作の特徴と魅力

✓ゲーム性:マス目を選んで進み、スキル構築と死に戻り強化を繰り返す横スクロール・アクションローグライト(体験版クリアまで約3時間)
✓ここが魅力:3D大作並みのハイクオリティなアニメ調グラフィックと、異なるキャラを操る爽快なコンボアクション
✓注意点:回復手段が少なく難易度はかなり高め。字幕が小さく専門用語が多い点には注意

目次

はじめに

SlashZero(スラッシュゼロ)』は、Streetlamp Studio(Oasis Studio傘下)が開発を手掛け、SkyStone Gamesが展開する、3D横スクロール視点のアニメ調サイバーパンク・アクションローグライトです。
2026年9月4日から9月24日までの期間限定で、PS5およびPC(Steam)にてオープンテスト(体験版)が配信されています。

舞台となるのは、崩壊の危機に瀕した近未来のディストピア。
プレイヤーは時間を巻き戻す特殊な力を持つ「タイムハッカー」となり、入り乱れる時間軸の中で世界の破滅を阻止するために苛烈な戦いへと身を投じていきます。なお、今回のState of Playで製品版の発売時期も「2027年春」と正式発表されました。

公式のアナウンスでは「最大10時間以上遊べる」と告知されていましたが、実際にストーリーの区切りまでクリアしたところ、プレイ時間は約3時間ほどでした(10時間というのは、全キャラのやり込みや全要素アンロックを含めた数字という印象です)。

とはいえ、体験版とは思えないほど充実したボリュームと、凄まじい手応えが詰まっていました。ここからは、実際にプレイして感じた本作の具体的な魅力について迫っていきます。

『SlashZero』の魅力

その1:コントローラーの振動と手触りが抜群!複数キャラを操る「爽快コンボバトル」

本作を触ってまず驚かされたのが、横スクロールアクションとしての手触りの良さと爽快感です。

基本操作は、通常攻撃、特殊攻撃、回避、ジャンプ、そして必殺技という分かりやすい構成。ボタン連打から空中コンボへと綺麗に繋がったり、敵の攻撃をギリギリで回避してカウンターを叩き込むアクションの手応えが非常に気持ちよく作られています。

コントローラーの細やかな振動(ハプティックフィードバック)もしっかり効いており、攻撃を当てた時の手応えが指先にダイレクトに伝わってきます。また、スキルや必殺技にはクールタイムが設定されているため、リアルタイムな戦闘の中で「今どのスキルを切るべきか」を常に考えながら立ち回る戦略性があります。溜めて放つチャージ攻撃の手応えや、画面全体を巻き込むド派手な必殺技の豪快さも格別です。

さらに、性能の異なる複数のキャラクターを使い分けられる点も大きな魅力です。

ゲーム開始時は、特徴の異なる2人の主人公から選んでスタートしますが、プレイを進めていくうちに拠点での切り替えが可能になります。

  • ニックス(Nyx):二刀流で素早く敵を切り刻む近接アサシン。手数とスピードで圧倒する豪快なインファイトが楽しめます。
  • フィナ(Fina):二丁拳銃を主体にした中距離のガン=カタ使い。敵と一定の距離を保ちながら安全に射撃をばら撒くことができ、初心者でも扱いやすいキャラクターです。

この2人は戦い方のコンセプトが完全に異なっており、キャラクターごとに攻撃範囲、コンボのテンポ感、必殺技の挙動がガラリと変わるため、同じステージでも全く違ったプレイ感覚で挑むことができます。

さらに、プレイを進めて特定の条件を満たすと、体験版の範囲内でもる第3のキャラクター「ハムレット(Hamlet)」が解放されます。体験版でありながら複数の戦闘スタイルをじっくり試せる作りになっており、アクション面でのやりこみにも大いに期待が高まる仕上がりでした。


その2:死んで覚える!ビルド構築と永続強化が熱い「ゲームサイクルの面白さ」

本作の骨太な面白さを支えているのが、「ランダムなスキル構築」と「周回による永続強化」を組み合わせた中毒性の高いゲームサイクルです。

ステージはマス目(部屋)を選択して進む形式になっており、敵を全滅させて部屋をクリアするたびに、3つのランダムなスキルや強化効果から1つを選んで獲得していきます。

このランダムビルドの組み合わせのシナジーが非常に奥深く、

  • 「通常攻撃を〇回当てるごとに特殊ダメージのスタックを付与する」
  • 「必殺技を発動した後に会心率が上昇する」

といったスキルの噛み合わせによって、キャラクターの攻撃性能が爆発的に強化されていきます。

ステージは全3層構造になっており、各層の最奥には凶悪なボスが待ち受けています。
本作はかなり難易度が高く、回復手段も乏しいため、初見ではボスに手も足も出ずに瞬殺されて「こんなのクリア無理だろ…」と絶望させられます。

しかし、死んで拠点に戻されてもすべてが無駄になるわけではありません。
探索で持ち帰ったポイントを使うことで、スキルツリー形式で「最大HPの底上げ」や「復活回数の追加」といった永続バフをアンロックしていくことができます。

最初は理不尽な無理ゲーに見えても、何度も死んで周回を重ね、自身を強化し、強いスキルの組み合わせを引くことで少しずつ突破口が開けていく――「死にゲー」と「ローグライト」の醍醐味がガッチリ噛み合った素晴らしい成長実感を味わうことができます。


その3:3D大作並みにリッチな「アニメ調サイバーパンク・グラフィック」

ビジュアル面のクオリティは、インディーや中規模タイトルの枠を完全に超えています。

中国系開発スタジオの強みがいかんなく発揮されたハイクオリティなアニメ調キャラクターデザインは、日本のゲーマーにとっても非常に親しみやすく魅力的です。
ネオン煌めく退廃的なサイバーパンクの世界観が緻密なグラフィックで描き込まれており、ステージを進めるだけでも視覚的な楽しさがあります。

特にカットシーンやムービー演出の出来栄えが凄まじく、大作3Dゲームに匹敵するほどの美麗な映像で物語が描かれます。スタイリッシュなアクションとリッチな映像美が合わさり、ゲーム全体から非常に強い熱量が感じられるアートスタイルに仕上がっています。


気になった点・注意点

その1: 難易度はかなり高め

スタイリッシュなアニメ調のアクションゲームだと思って気軽に入ると、難易度の高さに心を折られる可能性もあります。

敵の攻撃力が非常に高い一方で、道中の回復手段が乏しく、単なるボタン連打のゴリ押しは一切通用しません。何度も死んで拠点に戻され、コツコツと永続強化を重ねる「周回前提のバランス」になっているため、アクションが苦手な方や、サクサク進めたいタイパ重視の方にはかなり厳しい戦いになります。

その2: 日本語ボイスなし + 「字幕が小さすぎて世界観が全く入ってこない」

本作をプレイしていて最も気になったのが、字幕の視認性、そしてそれに伴う「ストーリーの入ってこなさ」です。

体験版の時点では音声が中国語と英語のみ(製品版で日本語ボイスが追加予定)。それ自体はテスト版なので仕方ないのですが、問題は画面に表示される日本語字幕があまりにも小さく、視認性が非常に悪い点です。

そのうえ、激しい戦闘アクションを繰り広げている最中に、ショートチャット形式でテキストがリアルタイムに流れていくため、指を動かしながら文字を目で追うことがかなり難しいです。さらに中国産SF特有の難解な独自専門用語が次々と飛び交うため、プレイしていて世界観やストーリーが「全くと言っていいほど頭に入ってこない」という状態に陥ってしまいます。

幸い、本作はアクションやビルド構築といった「ゲーム性そのもの」が主体の作品なので、物語が分からなくてもプレイ自体に致命的な支障はありません。しかし、せっかく魅力的なサイバーパンクの世界観やキャラクターが描かれているだけに、ストーリー面で完全に置いてけぼりを食らってしまうのは非常にもったいないと感じました。

製品版に向けて、日本語吹き替えボイスの実装はもちろん、字幕サイズの拡大や表示位置など、UI面での改善を強く期待したいポイントです。



購入前のよくある疑問(Q&A)

Q. 体験版のクリア時間はどれくらい?「10時間」って本当?

A. 1周クリアするだけなら「約3時間」でした。
公式の「最大10時間以上」という告知は、全キャラクターを解放して限界までやり込んだ場合の想定ボリュームであり、ストーリーの区切りまで到達するだけであれば3時間程度で完走可能です。ただし、難易度が高いため人によってはもう少し時間がかかる場合があります。

Q. 体験版のセーブデータは製品版に引き継げる?

A. 引き継げません(データは消去されます)。
今回の配信は2026年9月24日までの「期間限定オープンテスト」という位置づけであり、テスト終了後にセーブデータはすべてワイプ(全削除)されます。製品版への引き継ぎもないため、「製品版が出る前の腕試し・先行体験」として割り切ってプレイすることをおすすめします。

Q. 日本語ボイスには対応している?

A. 体験版は字幕のみですが、製品版で日本語音声に対応予定です。
体験版では中国語・英語音声ですが、製品版では日本語吹き替えボイスが実装されるとアナウンスされています。

Q. どんな人におすすめ?

A. 歯ごたえのある死にゲーアクションや、ローグライトが好きな人におすすめです。
『Hades』や『Dead Cells』のように、何度も死んで永続強化を重ねながらプレイヤースキルとキャラを育てていくのが好きな方には間違いなく刺さります。


まとめ:見た目に反して超硬派!骨太なアクションを求めるなら遊ぶ価値あり

『SlashZero(スラッシュゼロ)』体験版は、リッチなアニメ調サイバーパンクのビジュアルとは裏腹に、極限の緊張感とトライ&エラーを要求される硬派なアクションローグライトでした。

  • 爽快なコンボアクションと複数キャラを使い分ける楽しさ
  • ランダムスキルと死に戻り強化が癖になる本格ローグライト設計
  • 大作並みの美麗なグラフィックとリッチなムービー演出

字幕の小ささや、シビアな難易度といった人を選ぶ要素はあるものの、試行錯誤の末に強敵を打ち破った瞬間の達成感は本物です。

なお、製品版は2027年春の発売が予定されています。体験版は9月24日までの期間限定配信となっていますので、骨太なアクションゲームに飢えている方は、ぜひ今のうちに挑んでみてください!

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