【Marvel’s Spider-Man】クリアレビュー・評価|異次元の原作再現度!?ファンはもちろん、シリーズを全く知らない人でもお勧めしたい名作

レビュー
スポンサーリンク

こんにちは。ヤマザキです。

今回は2018年9月7日に発売された『Marvel’s Spider-Man』クリア後の評価・感想・レビューになります。

本作はアメコミや映画で有名なスパイダーマンのゲーム化作品で、発売はかなり昔になります。リマスターやGOTYエディションなど形態を変えて発売され続けており、根強い人気がある作品でもあります。

2023年10月20日には続編にあたる『Marvel’s Spider-Man 2』の発売を控えており、今から本作を遊ぼうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ファンなら確実に楽しめる、そんな作品になっていて、ぜひ『Marvel’s Spider-Man 2』の発売前にプレイしてみてほしい作品です。

この記事ではそんな本作の良いところや悪いところを中心に書いていきます。

スポンサーリンク

『Marvel’s Spider-Man』の基本情報

タイトルMarvel’s Spider-Man
ジャンルオープンワールドアクションアドベンチャー
発売日2018年9月7日
発売元ソニー・インタラクティブエンタテインメント
クリア時間20時間ほど(エンディングまで)
採点93点
¥2,900 (2023/08/24 13:07時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント5倍セール!/
楽天市場
\ポイント5%還元!/
Yahooショッピング
スポンサーリンク

『Marvel’s Spider-Man』の評価

本作の評価を一言で表すのであれば異次元の原作再現とゲームのオリジナル要素で作られた圧倒的な完成度の作品と言えます。

分かりやすく言うと一つのゲームとして隙がないです。

筆者は特にMARVEL作品のファンでもなく、完全に新規の状態で入りました。
映画のスパイダーマンの体験をゲームで表現した作品で、一つ一つのクオリティは異次元ですね…

特にシンプルながら奥深いアクション要素や移動の楽しさは非常に素晴らしいポイント。
原作のファンはもちろん。全くシリーズを知らない人でもお勧めしたい名作と言えます。

・先が気になるストーリー
・映画のような迫力の演出
・歯ごたえのあるアクション
・移動の楽しさを追求したオープンワールド
・豊富な育成などやりこみ要素

・メインストーリーのボリュームはそこまで多くない
・MJパート(別キャラを操作するパート)はちょっとめんどくさい

スポンサーリンク

スパイダーマンの映画を見ているようなクオリティとシナリオ・演出

まず本作ものすごいクオリティが高いんです!

まず見て欲しいのがそのグラフィック。
発売から5年がたつゲームですが、その技術力で表現されたニューヨークの街並みと描かれるスパイダーマンや人の動きはまるで実写のようにきれいですよね。

物語としてはスパイダーマンとして主人公が活躍するオーソドックスな展開ですが、原作や映画とは違うオリジナルの展開で進んでいきます。

このシナリオも非常に面白いんですが、個人的にはシナリオに魅力が詰まっているというよりは物語や世界観の見せ方・演出が素晴らしかったと思っています。
1つのシーンにおいてもカメラワークがこだわられていて、今までのゲームの枠に収まらない描き方の工夫が詰まっているように感じます。

移動やアクションなどほかの面においても、スパイダーマンのシナリオをどう体験させるかそこが突き詰められていて、世界観の描き方という面においてクオリティはすさまじいです。

原作再現という面では類を見ないほどすごい作品で、まるで映画の世界の中に入り込んだような没入感があります。特に終盤のかけての盛り上がりはホントに良かったです。

アクションはシンプルながら奥が深い

アクションも非常に面白かったです。

序盤のほうは操作に戸惑う上に難易度がそれなりに高いのできつい部分あるのですが慣れてくると非常に楽しいです。
基本操作は単純なのですが、操作に慣れてくるとさらなるコマンドで幅が広がるうえ、育成要素によってどんどんやれることが増えていき自分なりのアクションを極めることができます。
それなりに難易度としても高いのですが、理不尽さが全くいんですよね…

育成に関しても、オープンワールドの中で起こるイベントを進めることでスパイダーマンを強化することができるようになっていて、後述する移動の楽しさとも兼ねあって探索の楽しさややり込み要素になっていて素晴らしいですね

あと、個人的に評価したいのがステルス部分。
ステルス戦闘という要素はどの作品にもありますが、多くの場合は一辺倒なアクションで飽きてしまったり、なんで見つかったのかわからない理不尽さがあり、印象は良くなかったです。

ですが…本作のステルスはけっこう楽しい!

スパイダーマンの特性を活かして上を自由に移動しながら下の敵の数を減らしていく展開が多いのですが、後ろからこっそり近づく以外のアクションが豊富にあり、楽しいです。
めんどくさい場合は正面から全員と戦うこともできるので、そこも良い点です。
まあ、MJパートはちょっとめんどくさかったかも…

シンプルでいて奥深い。そんなアクションはカジュアルゲーマーからコアなゲーマーまで誰でも楽しめると思います。

移動の楽しさを活かしたオープンワールド

本作の楽しさを語るうえで外せないのが移動の楽しさです。
映画のようにニューヨークのビル街を爽快にかけまわる体験はこのゲームならではの体験ですよね。
移動しているだけでも、時間を忘れてしまうほど楽しい…

また、オープンワールドに関してもそれを活かしたデザインになっています。
オープンワールドというとゆっくり隅々まで探索していくようなデザインの作品が多いですが、このゲームは違います。

爽快に移動しながら、スパイダーマンとして町で起こる問題を解決し人助けしていくものになっていて、これだけでもスパイダーマンというヒーローとして戦う日常を体験させてくれますし、
そういった小さなミッションを解決することでもらえる報酬がスパイダーマンを強化する素材になるシステムになっていて、そこも飽きさせない良いゲームバランスになっていると感じました。

総評:誰にでもおススメしたい名作

いかがだったでしょうか。今回は『Marvel’s Spider-Man』の評価・感想・レビューをお届けしました。

スパイダーマンの原作を再現するという意図では120点のゲームです

加えてストーリーやアクション・オープンワールドデザインにおける作り込みも素晴らしいうえ、バランスもとれており、正直文句の付け所がほとんどない印象。

原作ファンはもちろん、ここから入るという人でも十分楽しめると思います。
実際、筆者もシリーズほぼ初見で非常に楽しめましたし…
ぜひ色んな人にプレイしてほしい名作と言えるでしょう。

秋には『Marvel’s Spider-Man2』の発売も控えていますし、その前にぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。