今だからこそプレイしたい!名作『テイルズ オブ レジェンディア』の魅力

レビュー
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こんにちは。ヤマザキです。

今回は、2005年にPlayStation 2で発売された「テイルズ オブ」シリーズの第7作目、『テイルズ オブ レジェンディア』のクリア後の評価・感想・レビューになります。

この記事では「往年の名作を今プレイしたらどう感じるか?」という視点から、本作の良いところや気になったところなど率直なレビューをお届けします。

この記事はこんな人におすすめ
  • キャラクターの成長や仲間との絆を描く、重厚な人間ドラマが好きな方
  • シリーズの中でも特にユニークな作品に興味がある方
  • 長大なボリュームのRPGをじっくり腰を据えて楽しみたい方
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はじめに

『テイルズ オブ レジェンディア』は、2005年にPlayStation 2で発売されたRPGです。開発に『鉄拳』チームが関わるなど、従来のシリーズとは一線を画す、あらゆる面で“異色”な作品として知られています。

物語は、巨大な船の上の王国を舞台に、主人公セネルが攫われた妹のシャーリーを救うために冒険を繰り広げることになります。
そんな本作をクリアした結論から言えば、「シリーズ随一の“異色作”ではありつつも、仲間たちが本当の“家族”になっていく絆を描くシナリオが素晴らしい名作」でした。

本作のシナリオはシリーズの中でも屈指の評価を誇ります。特に本編クリア後に解放される長大な「キャラクタークエスト」を通じて、仲間一人ひとりの成長がこれ以上ないほど丁寧に描かれます。この感動を味わうためだけでも、本作をプレイする価値は十分にあると感じました。

今回は、そんな本作の素晴らしい魅力と、20年近く経った今プレイするからこそ見えてくる課題点について、詳しく見ていきましょう。

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『テイルズ オブ レジェンディア』の魅力

ここからは本作の魅力について、見ていきましょう。

その1:巨大遺跡船を巡る、壮大なメインストーリー

本作の物語は、主人公セネルと妹のシャーリーが、巨大な「遺跡船」に漂着するところから始まります。妹を「メルネス」と呼び狙う謎の勢力、隠された兄妹の秘密、そして水の民と陸の民の対立。仲間たちと共に、世界の危機に立ち向かう王道の冒険譚となっています。

シリーズ作品にありがちな深刻さ設定は控えめで、全体的にコミカルで明るい雰囲気が多めなのが特徴。突然歌いだすミュージ-カル調の演出など、シリーズの中では独特のノリで進む物語は、笑いあり涙ありの内容になっていて、必見です。

その2:本作の真髄!もう一つの物語「キャラクタークエスト」

そして、本作を唯一無二の名作たらしめているのが、メインストーリークリア後に始まる長大な「キャラクタークエスト」です。

メインストーリーが終わり、一度エンディングが流れた後、各仲間キャラクターに焦点を当てた、もう一つの物語が始まります。注意してほしいのは、これが単なる「おまけ」ではないということです。メインストーリーが約30時間なのに対し、キャラクタークエストはその倍近い約40時間にも及ぶボリュームがあり、新たなエンディングも用意されています。まさに、物語の「第二部」と呼ぶべき、本作の真髄となっています。

このキャラクタークエストでは、仲間たち一人ひとりの過去、葛藤、そして成長が、これでもかというほど丁寧に、深く描かれます。メインストーリーだけでは見えなかった彼らの内面に触れることで、プレイヤーの仲間への愛着は極限まで高まっていきますし、本作の名シーンの多くもキャラクタークエストの内容だったりします。

パーティメンバーがまるで本当の「家族」のようになっていく様を見届け、真のエンディングへと駆け抜けていく。この感動的な体験こそ、本作が今なお愛され続ける理由の一つでしょう。キャラクタークエストをプレイせずに本作を終えてしまうのは本当にもったいないので、そこだけ注意してください。

その3:シリーズ随一の仲の良さ!愛着を持ってしまう仲間たち

本作のパーティメンバーは、シリーズの中でも随一と言えるほど、本当に仲が良いのが特徴です。

これまでのシリーズにも、運命共同体として強い絆で結ばれたパーティは数多くあったかもしれません。しかし本作の仲間たちは、作中でも言及される通り、もはや本当の「家族」のようなつながりを持っています。いつも同じ拠点で一緒にいて、時にはじゃれ合い、時には真剣に叱り合う。その日常の描写が、非常に丁寧に、そして温かく描かれているように感じています。

特に、長大な「キャラクタークエスト」を通じて、仲間一人ひとりの弱さや葛藤を全員で共有し、乗り越えていく過程は圧巻で、この濃密な時間を共に過ごすことで、プレイヤーの仲間への愛着はどんどん深まっていきます。
最初は「なんだコイツ?」と思っていたキャラクターも、物語を終える頃には忘れられない存在になっている。ずっと彼らのやり取りを見ていたいと思わせてくれる、本当に愛すべき仲間たちだと感じていて、本作の大きな魅力といえるでしょう。

その4:シンプルだからこそ爽快!格ゲーライクなアクションバトル

本作のバトルシステムは、他のシリーズ作品と比較しても際立ってシンプルで分かりやすいのが特徴です。

『デスティニー2』や『リバース』のような難解で奥深いシステムとは対照的に、本作は基本的に通常攻撃と術技の組み合わせだけで戦います。秘奥義もなく、リソース管理も比較的緩やかなため、RPG初心者でも直感的に楽しむことができます。

そして、『鉄拳』チームが手掛けたこともあり、操作レスポンスはかなり良く、キャラクターはキビキビと動きます。格闘ゲームのような感覚で爽快なコンボを叩き込めるようになっています。複雑な戦略性はありませんが、だからこそ難しいことを考えずに、純粋なアクションの楽しさを味わえる。そんな本作ならではの魅力が、このバトルには詰まっていました。

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不満点・気になったところ

本作が素晴らしい作品であることは間違いありません。しかし、20年以上経った今プレイすると、当時とは違う視点から気になってしまう点があったのも事実です。

その1:シリーズの“異端児”?独特すぎる作風

本作は、開発チームが異なることもあり、UI、グラフィック、BGM、キャラクターデザインの全てが他の「テイルズ オブ」シリーズとは大きく異なります。これは本作の個性であり魅力でもありますが、従来のシリーズの雰囲気を期待してプレイすると、「これは本当にテイルズ?」と戸惑ってしまうかもしれません。

また、本作の真の魅力は長大な「キャラクタークエスト」にあるため、本編だけをプレイした印象と、全てをクリアした後の印象が全く異なる可能性も高いと考えております。その点に注意が必要です。

その2:さすがに厳しい?単調さが否めないバトルシステム

格ゲーのような爽快感がある一方で、本作のバトルシステムは全体的に非常にシンプルです。レベルを上げて物理で殴る、という戦法が最後まで通用しがちで、シリーズに慣れていると戦略性の面では物足りなさを感じました。

また、仲間AIの性能が低く、思うように動いてくれないことも多いことや、当時ならでは圧倒的な物量(戦闘回数の多さ)もあり、現代の洗練されたRPGに慣れていると、その単調さと大味さが気になってしまうかもしれません。

その3:ゲームプレイの大半を占める移動

本作のゲームプレイは、良くも悪くも「お使い」が中心です。特に中盤以降は、イベントを見て、次の目的地へ移動し、またイベントを見る、という流れが延々と続きます。
前述の通りバトルも単調になりがちなため、人によってはこの繰り返しに退屈さを感じてしまうかもしれません。

この点は、現代の快適性を追求したゲームに慣れていると、特に強く気になってしまう部分です。
先日レビューした『リバース』の難解なバトルは、「移植すれば、その奥深さが再評価されるかもしれない」と感じました。一方で、本作のこの単調なゲームサイクルは、当時だからこそ許されていた側面が強く、そのまま移植しても現代のプレイヤーから高い評価を得るのは難しいかもしれません。

もし将来的に本作が移植される機会があるのなら、ファストトラベル機能の導入など、この単調さを緩和する何かしらの改善を期待したいところです。

その4:現行機では遊べない、プレイハードルの高さ

そしてもう一つ、非常に重要な留意点があります。本作は現行機で遊ぶことができません。そのため、プレイするための物理的なハードルが非常に高くなっています。

 そのため、本作を遊ぶには、今となっては入手が難しいPlayStation2本体を揃える必要があります。
(※筆者は今回、そのためにPS2本体を購入しました。)

2025年現在「テイルズ オブ」シリーズのリマスタープロジェクトが進んでいることもあり、本作が現行機で遊べる日もそう遠くないかもしれません。これほどの人気作が埋もれているのは非常にもったいないので、移植を気長に待つのも一つの手でしょう。

テイルズチャンネル+
「テイルズチャンネル+」は「テイルズ オブ」シリーズの公式ポータルサイトです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、『テイルズ オブ レジェンディア』のレビューをお届けしました。

開発スタジオが異なる本作は、あらゆる面で“テイルズらしくない”異色作です。しかし、そのシナリオ、特に仲間一人ひとりを深く掘り下げる「キャラクタークエスト」の素晴らしさは、シリーズの中でも随一と言えるでしょう。

もちろん、現代のゲームに慣れた視点から見ると、ゲームプレイの単調さが目立つのも事実です。この点が、本作の移植を難しくしている要因の一つかもしれません。

それでもなお、本作で描かれる“家族”のような仲間たちの絆の物語は、時間をかけてでも体験する価値のある、唯一無二のものです。この記事を読んで、その魅力に少しでも惹かれた方は、ぜひ一度触れてみてはいかがでしょうか。

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