【両手いっぱいに芋の花を】クリアレビュー・評価|シンプルながらも奥深い、万人におすすめできる3DダンジョンRPG

レビュー
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こんにちは。いかだです。

今回は『両手いっぱいに芋の花を』のクリア後の評価・感想・レビューになります。

この記事では本作の良いところや気になったところなど率直なレビューをお届けします。
気になる方は購入の参考にしてみてください。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 両手いっぱいに芋の花を』の購入を検討している人
  • 両手いっぱいに芋の花を』の評価・感想が知りたい人
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はじめに

『両手いっぱいに芋の花を』は、2022年3月10日にSwitchとSteamでリリースされた3DダンジョンRPGです。 インディーゲームということもあり、大々的な宣伝は行われていませんが、Steamでは「圧倒的に好評」という極めて高い評価を獲得している隠れた名作です。

本作は「戦闘・育成・探索」というRPGの三大要素が、高い水準でシンプルにまとめ上げられた作品です。派手なグラフィックや演出はありませんが、その分テンポが非常に良く、プレイヤーを飽きさせないものとなっています。システム面でも優しい部分も多く、他の3DダンジョンRPGに比べて遊びやすいものとなっているのも特徴です。

物語自体は「迷宮の調査隊として、特別な種を探し求める」という王道なものですが、登場キャラクターや世界観は丁寧に作り込まれており、プレイヤーを物語に引き込きこんでくれること間違いなしです。

今回は、そんな本作の魅力を余すところなくご紹介します。

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『両手いっぱいに芋の花を』の魅力

ここからは本作の魅力について、見ていきましょう。

その1:先を読み、戦略を組み立てるバトル

本作の戦闘は、オーソドックスなターン制のコマンドバトルです。しかし、そこにはプレイヤーの戦略がダイレクトに反映される、奥深いシステムが盛り込まれています。

戦闘の鍵を握るのが、体力(HP)、精神力(MP)、そしてスタミナの3つのリソース管理です。特にスタミナは、敵の強力な攻撃から身を守る「ガード」だけでなく、一部の強力なスキルを使用する際にも消費するため、常に残量を意識する必要があります。

そして、本作の戦闘が戦略的である最大の理由は、敵の次の行動をアイコンで予見できるシステムにあります。 「誰が、どのような種類の攻撃やスキルを使おうとしているのか」が事前にわかるため、それに対して「ガードで耐える」「厄介な敵から先に集中攻撃で倒す」といった的確な対策を立てることが可能です。 戦闘中に敵の詳細なステータスやスキル内容も確認できるため、「初見の敵に手も足も出ない」という理不尽さを感じさせません。

敵の配置は固定であり、シンボルエンカウント方式が採用されています。

そのため、ダンジョンを注意深く探索すれば、敵の側面や背後から接触することで「不意打ち」となり、戦闘を有利な状況で開始できるようになっています。

その2:無限の組み合わせが楽しめるキャラクターメイクと育成

本作では、プレイヤーが自由にキャラクターを作成し、自分だけの調査隊を結成できます。

まず、見た目のベースとなる種族と、戦闘スタイルを決定するクラスを選択します。種族は「ヒューマン」「オーク」「エルフ」など個性豊かな7種類。クラスは、防御に優れた「ナイト」、遠距離攻撃や支援をする「レンジャー」、強力な攻撃魔法を操る「ウィザード」など、8種類が用意されています。 この7つの種族と8つのクラスをどう組み合わせるかによって、パーティの個性は無限に広がります。

キャラクターの育成は、レベルアップで得られるスキルポイントをスキルツリーに割り振ることで行います。 習得できるスキルは多岐にわたりますが、全てのスキルを習得することはできません。そのため、「このキャラクターは攻撃に特化させる」「このキャラクターは補助と回復に専念させる」といった育成方針を明確にし、計画的にスキルを習得していく必要があります。

もし育成方針に迷っても、特定の場所で一定の費用を支払えばスキルの振り直しが可能です。 ただし、決して安くはないため、序盤はあれこれ手を出すよりも、一つの系統に絞って育成を進めるのがおすすめです。この適度な制約が、育成の試行錯誤をより楽しいものにしています。

その3:一歩ずつ地図が埋まっていく探索の醍醐味

ダンジョンRPGの醍醐味である「少しずつ行動範囲が広がっていく楽しさ」が、本作には凝縮されています。

ダンジョン内には、すぐには開けられない宝箱や、今は作動させられない仕掛けが点在しており、「いつかあの場所へ行ってみたい」というプレイヤーの探究心をくすぐります。鍵のかかった扉も、物語を進めて特定のアイテムを手に入れることで開けられるようになり、行動範囲が広がった時の達成感は格別なものでした。

探索に疲れたり、アイテムがいっぱいになったりした際は、いつでもペナルティなしで拠点に帰還できます。気軽に使えるので、困ったらどんどん使っていきましょう。

また、ダンジョン内には「チーフ」が立っていることがあり、手を振ってくれることがあります。この温かい演出は個人的にお気に入りの演出で、ダンジョン探索における最高の癒しとなってくれました。

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不満点・気になったところ

本作では、いくつか気になった点もありました。

その1:店売り装備の必要性が薄い

本作の装備は購入する他に、ダンジョン内の宝箱や敵からのドロップでも入手できます。

しかし、ダンジョンで手に入る装備の方が一足先に強力になっていることが多く、店で装備を新調するメリットをあまり感じられませんでした。

もちろん、運悪くドロップ品に恵まれなかった際の「保険」としては機能しますが、基本的にはあまり活用しないと思います。

その2:少し不便なマップ機能

マップは、たいまつや燭台といった光源がある明るい場所でしか確認できません。

この仕様がダンジョン探索の緊張感を高めている面もありますが、手軽に位置を確認したいプレイヤーにとっては、ややストレスに感じられるかもしれません。

まとめ

『両手いっぱいに芋の花を』は、複雑なシステムを削ぎ落とし、「パーティを作り、ダンジョンに挑み、リソースが尽きたら帰還する」というダンジョンRPGの根源的な面白さを追求した作品です。各階層の奥には手強いボスが待ち受けており、探索と戦闘のメリハリが効いているため、常に高いモチベーションでプレイを続けることができます。

  • じっくりと戦略を練る歯ごたえのあるバトルが好きな方
  • 自分だけのパーティ編成やキャラクター育成にこだわりたい方
  • 3DダンジョンRPGの入門作を探している方

上記のような方に、ぜひ手に取っていただきたい一作です。シンプルながらも奥深い、芋のように滋味あふれる冒険があなたを待っています。

Steam:両手いっぱいに芋の花を
遺されし幻の種を追い求めて地下迷宮を探索する3DダンジョンRPG! 運まかせは命取り🌱地下迷宮を探索し、行動範囲を広げていくダンジョンクロウラー🌿照らし、倒し、開き、鍛え、解き明かせ
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