【FF16_DLC第2弾_The Rising Tide《海の慟哭》】買うべき? 遊んでみた率直な感想・評価

コラム
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こんにちは。ヤマザキです。

今回は、2024年4月18日に配信された『ファイナルファンタジーXVI』の大型ダウンロードコンテンツ(DLC)第2弾、『The Rising Tide《海の慟哭》』のクリアレビューをお届けします。

この記事はこんな人におすすめ
  • 『The Rising Tide《海の慟哭》』の評価・感想が気になる方
  • 『The Rising Tide《海の慟哭》』の購入を検討されている方
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はじめに

『The Rising Tide《海の慟哭》』は2024年4月18日に発売された大型DLC第2弾。2023年6月に発売され、その圧倒的なグラフィックや召喚獣バトルで話題を呼んだFF16。待望の追加コンテンツ第2弾ということで、期待を寄せていた方も多いのではないでしょうか。価格は2,420円(税込)となっています。

本作を実際にプレイした感想ですが、結論から言えば、第1弾DLC『空の残響』に続き、今回も非常に満足度の高い素晴らしいDLCでした。

FF16が誇るアクションの魅力はそのままに、新たな物語の追加、そして新召喚獣「リヴァイアサン」によるプレイヤーアクションの拡張が加わり、DLCとしてのボリュームとクオリティは期待を大きく上回るものでした。もちろん、手に汗握るボスバトルや、迫力満点の召喚獣バトルも健在で、最後まで夢中になって楽しむことができました。

今回は、このDLC第2弾『The Rising Tide《海の慟哭》』が、本編を遊び尽くしたユーザーの期待にどこまで応えるものとなっているのか? そして、第1弾DLCとはどのような違いがあるのか? 詳細なネタバレは避けつつ、その魅力や評価を率直にお伝えしていきたいと思います。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

DLCの始め方と前提条件:プレイ前に確認しておきたいこと

海の慟哭』の感想をお伝えする前に、まずは本DLCをプレイするための開始条件について説明しておきます。第1弾と同様の条件になりますが、本DLCを始めるには以下の前提条件を満たしたうえで、隠れ家の手紙を調べる必要があります。

本DLCの前提条件

  • メインストーリーが《オリジン》かつ、進行状況が「ワールドマップからオリジンに入る」に到達
  • クエスト「受け継ぎし炎」をクリアしている
  • クエスト「白銀の君」をクリアしている

これらの条件から分かる通り、メインストーリーの進行度として、ラスボス直前、あるいは本編クリア後の状態である必要があります。そのため、FF16の本編をまだクリアしていない方や、クリアに近い段階まで進めていない場合は、現時点ではDLCをプレイすることができません。

DLCの開始手順や、前提となるサブクエストの発生条件などの詳細については、各種攻略情報サイトで確認いただくのが確実かと思います。本編を現在プレイ中の方は、DLCの購入を急ぐ必要はありませんので、その点については注意が必要です。

【FF16】DLC第2弾『The Rising Tide』攻略まとめ|海の慟哭【ファイナルファンタジー16】 - ゲームウィズ
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『The Rising Tide《海の慟哭》』の注目ポイント

ここからは、本DLC『海の慟哭』を実際にプレイして感じた、特に注目すべきポイントをいくつかご紹介します。

1.新たな舞台「ミシディア」の探索と、そこで紡がれる物語

シュラ

本作の物語は、クライヴたちの隠れ家に一通の手紙が届くところから始まります。その内容は、「失われた」水の召喚獣リヴァイアサンのドミナントを救うため、力を貸してほしいというもの。

プレイヤーは、依頼人である新たな仲間「シュラ」の導きで、謎多き土地「ミシディア」へと足を踏み入れ、新たなエリアが解放されます。そこは、独自の文化を持つ「水の民」が暮らす地であり、彼らとリヴァイアサンを巡る物語が展開されていきます。水の民の正体、そしてリヴァイアサンにまつわる伝承。その全貌に触れるストーリーは、およそ5時間程度とコンパクトながらも、非常に見ごたえがあり、最後まで興味深く楽しむことができました。

第1弾DLC『空の残響』がダンジョン攻略中心だったのに対し、『海の慟哭』では、ミシディアという広大な新フィールドが用意されています。そのため、自由に探索して美しい景色を堪能したり、水の民の村で発生するいくつかのサブクエストに挑戦したりと、寄り道する楽しみもあります。

このミシディアは、明るく晴れ渡った緑あふれる地域として描かれているのが印象的でした。FF16本編のフィールドは、物語の雰囲気も相まって、どことなく重苦しく暗い印象のエリアが多かったように感じます。それだけに、この解放感あふれる明るい新エリアは非常に新鮮で、探索するだけ楽しさを感じられました。

2.新召喚獣「リヴァイアサン」の力の開放

遠距離攻撃が主体

本DLCにおける最大の目玉要素と言っても過言ではないのが、新召喚獣「リヴァイアサン」の力をが行使できる点でしょう。物語を進めていくと中盤あたりで、リヴァイアサンの力が解放されます。これにより、新たなフィート(固有アクション)とアビリティが使用可能になるのですが、これが実に新鮮で、バトルを格段に面白くしてくれます。

リヴァイアサンのアビリティは、主に遠距離から高威力の「水の弾丸」を放つ攻撃が主体となっています。これまでのクライヴのアクションは近接戦闘が中心だったこともあり、敵との間合いを取りながら遠距離で戦うという、これまでのFF16のバトルとは一線を画す、良い意味で「異質」な操作感が楽しめます。

DLCで追加される召喚獣ということもあり、その性能は折り紙付き。純粋に強力であることはもちろん、既存のアビリティと組み合わせることで、戦略の幅が飛躍的に広がり、新たな立ち回りを考えるのは非常に楽しいです。このリヴァイアサンの力の解放だけでも、本DLCの価値を大きく高めていると言えるでしょう。

3.新ボス、召喚獣を含むバトルの追加

本DLCでも、新たな敵が多数登場し、その中には複数の強力なボスが追加されており、そのどれもが一筋縄ではいかない強敵ばかり。第1弾DLC『空の残響』と同様、一瞬の油断が命取りになる緊張感あふれるバトルが楽しめます。新たに入手したリヴァイアサンの能力をいかに使いこなすかが勝敗のカギとなり、試行錯誤しながら強敵を打ち破る感覚を味わうことができました。

そして、本DLCのクライマックスには、待望のリヴァイアサンとの召喚獣バトルも用意されています。FF16本編の召喚獣バトルは、その壮大なスケールゆえに、時に演出が長く感じられたり、戦闘のテンポが途切れたりする場面もありましたが、今回のDLCではその点が調整されており、より戦闘そのものに集中し、純粋なアクションの駆け引きを堪能できるように感じました。

リヴァイアサンはまさに圧倒的な強さ誇る強敵になっており、何度もリトライを繰り返し、ようやく勝利を掴んだ時の達成感は印象に残るものでした。

4.DLCクリア後にも…

本DLCの物語をクリアした後にも、大きな楽しみが用意されています。それが、高難易度コンテンツ「カイロスゲート」の解放と、さらにもう一つの新アクションの追加です。

まず新アクションについてですが、物語のクライマックスを経て、なおもクライヴのアクションが拡張されることには、正直なところ驚きました。詳細は伏せますが、この追加アクションもまた、これまでの戦い方をさらに深化させる可能性を秘めているものになっていました。

そして「カイロスゲート」は、次々と現れる強敵を打ち破りながら階層を踏破していく、エンドコンテンツ的要素です。クリアすることで、ここでしか手に入らない特別な装備や強化素材など、豪華な報酬が用意されており、やり込み要素としても非常に魅力的です。

筆者自身はまだ深くやり込めてはいませんが、FF16のアクションを極めたいユーザーにとってはたまらないコンテンツであることは間違いないでしょう。

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まとめ:買うべきか

いかがだったでしょうか。今回は、『ファイナルファンタジーXVI』のDLC第2弾『The Rising Tide《海の慟哭》』のレビューと、その注目ポイントをお届けしました。

結論として、第1弾DLC『空の残響』が素晴らしいバトル体験を提供してくれたように、この『海の慟哭』もまた、個人的には期待を超える、非満足度の高い追加コンテンツでした。 価格2,420円(税込)以上の価値は十分にあり、おすすめできる内容です。

本DLC最大の魅力は、何と言って新召喚獣「リヴァイアサン」の力による、プレイヤーアクションの大幅な拡張にあり、これまで以上に戦略的で奥深い戦いを楽しめるようになりました。新たに追加された強敵たち、そしてクライマックスの白熱する召喚獣バトルは、本編の感覚を再び味あわせてくれるものになっていました。

約5時間の濃密なメインストーリーに加え、クリア後には高難易度コンテンツ「カイロスゲート」も解放され、長く深く遊び込めるボリューム感も特筆すべき点です。これだけの体験が2,420円で手に入るのであれば、その価値は十分すぎるほどあると言えるでしょう。FF16のアクションが好きで、という方なら、買って後悔することはないでしょう

なお、これからDLCの購入を検討されるのであれば、DLC第1弾『空の残響』と第2弾『海の慟哭』がセットになった「エキスパンションパス」もおすすめです。こちらは3,080円(税込)と、個別で購入するよりもお得になっています。ぜひ気になった方は触れてみてください。

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