【聖剣伝説 VISIONS of MANA】体験版を遊んでみた率直な感想

コラム
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こんにちは。ヤマザキです。

今回は『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の体験版の評価・感想になります。

この記事では本作の良いところや気になったところなど率直なレビューをお届けします。
製品版の購入の参考にしてみてください。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 聖剣伝説 VISIONS of MANA』の購入を検討されている人
  • 聖剣伝説 VISIONS of MANA』の評価・感想が気になる人
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『聖剣伝説 VISIONS of MANA』とは

聖剣伝説 VISIONS of MANA」はスクエアエニックスより2024年8月29日に発売予定のRPGゲーム。
対応ハードはPS5/PS4/Xbox SERIES X|S /steamで、switchには対応していません。
開発はNet Ease傘下の「桜花スタジオ」となっています。

聖剣伝説シリーズは昔から続くIPで、シリーズの累計発売本数は900万本にも上ります。
しかし、近年の新作の発売は途絶えていて、リメイクを除く完全新作としては17年ぶりの新作となります。
長く愛されるシリーズのファンから待ち望まれていた作品と言えるでしょう

体験版について

7月30により本作体験版がリリースされており、今回はそのレビューになります。

この体験版ですが、物語の中盤、ある程度仲間がそろってからのストーリーの一部を体験できるものになっています。色々な要素が解放されている段階で遊ぶことができ、広大なフィールド探索やサブクエスト、ボス戦まで一通りの要素を体験できるものになっています。
一気に要素が解放されるので、そこは注意が必要かもしれません。

そんな本作の体験版の評価ですが、思っていたより完成度が高く、期待できる内容になっていました。
王道RPGとしての楽しさを持ちつつ、クラスチェンジといったシリーズ独自の要素を伸ばしており、聖剣伝説シリーズを今までプレイしたことがない筆者でもシリーズの魅力を理解できるような作品になっていました。

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『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の注目ポイント

ここからは本作をプレイするうえで、注目したいポイントについて述べていきます。

その1:オーソドックスなバトルシステム

戦闘については、オーソドックスなシステムになっています。

基本アクションとしては「□:通常攻撃」「△:特殊攻撃」を駆使して、ダメージを与えつつ、「〇:回避」で攻撃をしのいでいくシステムになっています。
それに加えて、キャラごとに用意された「特技・必殺技」を駆使して、コンボをつなげていくものになっています。触ってみた体感としてはかなり簡単操作で操作快を感じられるものになっていました。

加えて「十字キー:上下」で操作するキャラを切り替えることもできます。
体験版では3人のキャラ使うことができ、それぞれでまた違った操作感を味わうことができます。
オーソドックスなアクションながら完成度は高く、満足できるものになっているでしょう。

一点、気になることがあるとすれば、複数との敵との戦闘時の「ロックオン・ターゲット」が意図しない方向に向いてしまい、「そっちじゃないのに…」という場面が散見された点でしょうか。
ここについては、早い段階で修正してくれたら嬉しいですね。

その2:クラスチェンジなど戦闘の拡張性が高い

本作の戦闘自体は比較的にシンプルになっていますが、注目したいのはその拡張性です。
セットする特技や育成の幅が非常に広く、プレイヤーのスタイル」に合わせて戦略を練れる点が面白いところです

特徴的なシステムを4つほど紹介します。

クラスチェンジ

1つ目クラスチェンジという要素です。

過去作にもあった要素ですが、本作では装備する「精霊器」によって、キャラクターのクラスが変化します。
精霊器は属性ごとに8種類用意されており、クラスによって、キャラの見た目と戦い方が変化します。
精霊器は各キャラで共有のものになっており、どのキャラに何を装備させるかというのも重要になるシステムになっています。

特技のセット

そして2つ目に特技についてです。

キャラごとに持つ要素で「R1+□〇△✖」で発動させることができます。特技にはMPを消費します。
どこに何を割り当てるかプレイヤー側で決めることができるようになっています。
体験版では2種類のみになっているですが、製品版ではおそらく多くの特技が解放されるので、何の特技のセットするかによって戦い方が変わってきます。

エレメントボード

3つ目にエレメントボードです。

エレメントボードは各クラスごとに設定されたスキルパネルのようなものです。
こちらは物語を進めていくことで手に入るスキルポイントを消費することで、各キャラの「特技」やステータスUPを行うことができます。何を優先していく解放していくか、一考の余地がありますね。

作戦

4つ目に作戦です。

本作には作戦という要素があり、これは戦闘中のNPCの行動の方針を指定するというものです。
各項目に対して、どういった行動とるか、細かく設定することが来ます。各キャラごとに指定でき、なんと戦闘中も変更がすることができます。テイルズでも似たような要素がありましたが、こんな感じでざっくり仲間に指示を出せると嬉しいですよね…

このように、プレイヤーがカスタムができる要素が豊富になっており、製品版ではこれらの要素が追加されることを考えると遊びの幅はさらに広がってくるのではないでしょうか。

その3:個性豊かなキャラたちと作品の雰囲気の魅力

個性豊かなキャラたちとそのストーリーにも注目です。

体験版ではある程度、物語が進んだ状態からプレイすることになるので、ストーリーについては正直、よく分かりません。しかし、登場キャラたちは非常に個性的なキャラたちが多く、随所で繰り広げれる掛け合いはすごく楽しめました。

グラフィックやモーションについてもクオリティが高く、キャラや物語の解像度が高くなっていました。数年前に発売された3のリメイクよりもクオリティが高いのはもちろんのこと、細かい描写が多いので、個人的に印象が良かったです。

体験版ではなんとなくの雰囲気を知ることができ、製品版のストーリーが期待が持てる内容になっていました。

その4:広いフィールドの探索要素

体験版では、目的地となる街に移動する際に、広大なマップを通るのですが、これが思ったよりもずっと広かったです。

画像の通り、次の目的地まで1000m以上あり、単純に大きいです。
ショートカットからベルを鳴らすとピックルという動物を呼び、広大なフィールドをピックルに乗って、疾走することができます。こういった要素があると移動自体が楽しくなりますし、冒険している感覚が強くなって、良いですよね。

ただ、探索面で一つ触れたいのがセーブポイントです。
本作ではセーブをセーブポイントで行う必要があり、メニュー画面からセーブを行うことはできません。
オートセーブに対応しているので、最悪しなくても問題ないのですが、このセーブポイントがすごく見にくいです。

筆者は最初体験版をプレイした時、セーブポイントを見つけるできないままクリアしてしまい、もう1回最初からプレイする羽目になりました。良くも悪くも風景になじんでいて、場所によっては見つからないこともしばしば。
プレイする際に、注意しておくと良いかもしれません。

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まとめ

いかがだったでしょうか。今回は『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の体験版レビューをお届けしました。

体験版では、オーソドックスなアクションとシリーズの個性を詰め込んだアクションの拡張性の魅力を体験することができ、非常に面白かったです。物語については体験版では分かりづらい部分も多かったですが、面白くなりそうな気配はあるので、こちらは製品版に期待したい点ですね。

気になる方はご購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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